ロマンティック中欧・ドイツ3ヶ国周遊8日間【世界遺産ウィーン歴史地区観光】6日目
シェーンブルン宮殿の後は「世界遺産ウィーン歴史地区観光」です!
- 世界遺産ウィーン歴史地区観光
- ホーフブルク王宮
- コールマルクト
- グラーベン
- 聖ペーター教会
- 聖シュテファン大聖堂
- ケルントナー・ストラッセ
- ウィーン国立歌劇場(オペラ座)
- オーストリア応用美術博物館
- 陸軍省
- ウィーン郵便貯金局
- ウィーン商工会議所
- ドナウ運河
- グーテンベルク像
- モーツァルトハウス
- ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」
- 三位一体教会
- 宮廷教会
- オーストリアの噴水
- ショッテン教会
- キンスキー宮殿
- ヴォティーフ教会
- ウィーン大学
- ウィーン市庁舎
- Wiener Rathauskeller(ウィンナー・ラートハウスケラー)でディナー
- 旧ウィーン証券取引所でウィーン・レジデンツ・オーケストラによるクラシックコンサートを鑑賞
- 分離派会館(セセッション館)
世界遺産ウィーン歴史地区観光
「ウィーン歴史地区」として世界遺産に登録されているオーストリアの首都ウィーンは、近世以降「音楽の都ウィーン」としてヨーロッパ文化史上で重要な役割を果たしてきました。ウィーンは名門王家ハプスブルク家の支配の下、城塞都市として発展を遂げました。
ウィーン歴史地区にはこんなところが含まれます!
◯ホーフブルク王宮 ◯聖シュテファン大聖堂 ◯ウィーン大学 ◯ウィーン国立歌劇場 ◯べルヴェデーレ宮殿 ◯国会議事堂 ◯自然史博物館 ◯美術史博物館 ○ウィーン市庁舎 ◯環状道路「リンクシュトラーセ」 ○カールスプラッツ駅舎
いよいよ、ウィーン歴史地区観光が始まります👋
バスを降りまず見えてきたのがホーフブルク王宮です!いったいどんなとこなのでしょうか?
ホーフブルク王宮
ホーフブルク王宮はハプスブルク家の宮殿として、神聖ローマ帝国時代やオーストリア帝国時代には王宮として使われました。現在はオーストリアの大統領官邸などとして使われています。
バスを降り、歩いて行くと…まず見えてきたものがホーフブルク王宮の入口「ブルク門」。現在のブルク門は、ライプチヒの戦いで、ナポレオン率いるフランス軍に対する勝利を記念して19世紀前半に建立。
※以前のブルク門は19世紀初期にナポレオンにより爆破されています。
ナポレオンに爆破されたけど、ライプチヒの戦いで勝利し再び建立。オーストリア国民の喜びが伝わってきます👏
ブルク門を抜けると「英雄広場」が広がります。
ブルグ門を背にして左手にある像は「カール大公騎馬像」。カール大公は、フランス革命戦争、ナポレオン戦争期に活躍したオーストリア帝国の軍人、皇族。軍勢の先頭で軍旗を高々と掲げ、躍動感あふれる騎馬像です。
ブルク門を背に右手に目を向けると「新王宮」があります。
19世紀末に建設された宮殿で、新たな王宮となる予定でしたが、ハプスブルク朝の終焉により実現しませんでした。
現在はトルコの古代都市エフェソスからの出土品を展示するエフェソス博物館、モーツァルトやシューベルトが奏でた楽器などを収蔵する古楽器コレクション、5世紀からの武具や甲冑を展示する狩猟・武器コレクションなど、5つの博物館が入っています。
オイゲン公騎馬像も見えます!
オイゲン公とは…オーストリアの名将。ハプスブルク家のウィーンで重用されました。軍の改革を進め、オスマン帝国のウィーン包囲を撃退するなど、2度の対トルコ戦争で全ハンガリーを確保し、スペイン継承戦争にも各地で勝利、外交上もイギリスとの同盟を推進しました。
ブルク門を背に真っ直ぐ進むと「レセプション棟」と「レオポルト棟」があります。
ここを抜けると「王宮中庭」や「スイス門」、「ミヒャエル広場」へと辿りつきます。
ホールブルク王宮の外にでてきました!これは「ミヒャエル門」。旧王宮への入口にあたります。
真ん中にドーム型の屋根があり、さらにその左右にもドームがある対照的で美しい形。中央に装飾された4体の像(ヘラクレス像)も見ごたえがあります。
門の前を走っている観光用馬車の姿との調和も良く、中世の雰囲気を醸し出していました。ミヒャエル門の前の広場は「ミヒャエル広場」です。
旧王宮には、宮廷銀器コレクション、シシィミュージアム、皇帝の部屋などがありますよ!
ミヒャエル広場には、こちらのシンプルな外観のミヒャエル教会があります。
ミヒャエル教会は、ウイーンの最古の教会のひとつ。最初に建設されたのは13世紀、その後何度も改修され、現在の形になったのは1792年。かつては王宮を管轄する教区教会でした。
現在のファサードは1792年に完成したもので、上の三角形の破風の頂には、翼をもつ天使と、ルシファーを倒す大天使ミカエルの群像があります。
そしてホーフブルク王宮はここまで!次は聖シュテファン大聖堂へ向かいます👣
ホーフブルク王宮から聖シュテファン大聖堂へ向かうときにいくつかの「○○ストリート」を通ります。それらの通りが楽しいんです✨
コールマルクト
コールマルクトは、ウィーンの中心部にある高級専門店が集まる歩行者天国。ワーグナーやブッヒャラーなどのオーストリアの高級貴金属店の他に、カルティエやティファニーなど、世界的な有名ブランドも並んでいます。
ティファニー💍
そういえば婚約指輪はティファニーでした✨️その節はありがとうございました!
GUCCI👜
DIOR👗
多くの人の憧れ、ルイ・ヴィトン☘️
Cartier📿
歩くだけでモチベーションが上がりました⤴
グラーベン
グラーベン通りはウィーン屈指の人気ショッピング街。コールマルクトから始まり、Uバーン (地下鉄) シュテファンスプラッツ駅を過ぎたところまで伸びています。
グラーベンには、陶磁器店、王宮御用達の宝石店、香水店などの伝統的なウィーンの製品が揃っています。
大疫病の犠牲者追悼のために 1679年に建てられた大理石のペスト記念柱。17世紀のウィーンで発生したペスト病の大流行の終焉を記念して造られたモニュメントです。
チェコのチェスキークルムロフにもペスト終焉の記念塔がありました!
スイスの高級ブランド「OMEGA」。腕時計やジュエリーを販売しています。
そして、グラーベンを歩いていると見えてきたのが聖ペーター教会!の隣にHERMES👜
HERMESの隣に少し顔を出しているのが聖ペーター教会です!
聖ペーター教会
聖ペーター教会は中世初期に創立された、ウィーンで最も古い教会の1つとされています
ペーター教会の前では馬車が待機しています🐎
ここでは、毎日1時間ほどオルガンコンサートが行われます。圧倒的な存在感を示すパイプオルガンの音色をぜひ聞いてみて下さい!
質素な外装からは想像がつかないほど教会内は豪華です。これぞまさにバロック、というように金をふんだんに使っています。
天窓からは光が差し込み、柱の装飾をキラキラと輝かせていました✨️
ほんっとに多くの人で賑わっています
そして聖シュテファン大聖堂の尖塔が見えてきました👀
聖シュテファン大聖堂
オーストリア公ルドルフ4世の命によって建造されたこの聖堂は、1359年に65年がかりで南塔が完成。136.7mの高さで、教会の塔としてはウルム大聖堂(ドイツ、161メートル)、ケルン大聖堂(ドイツ、157メートル)についで世界で3番目の高さ。
モーツァルトとコンスタンツェの結婚式が行われ、また葬儀が行われたことでも有名です!
ゴシック様式の大聖堂。
右側に見えるものが「北塔」です。
後ほど上ってみます✨️
近くで見ると本当に精巧な造り。
昔の人がこんな立派なものを完成させたことに頭が上がりません!
シュテファン大聖堂の周りを歩いていると発見🔍️
シュテファン大聖堂の内部は天井の高い荘厳なゴシック様式で、建物が大きいことから、さらに高くなっています。祭壇までの距離も遠くてよく見えません!
パイプオルガンも美しい♬
内部観覧は無料ですが、一部有料エリアもあります。そして、教会の中にお土産店もあります。
北塔からの景色。7€で見学することができ、エレベーターで上ります。
奥に見えるものは南塔です。南塔は「階段」で上れます※エレベーターはありません
オーストリアの国章「鷲」が屋根に描かれています🦅
モザイク模様がキレイね!
北塔からの景色。下に見えるのは、ウィーン司教宮殿です。
聖シュテファン大聖堂を出て、ウィーン国立歌劇場(オペラ座)へ向かいます👟
ケルントナー・ストラッセ
ケルントナー ストラッセは、ウィーン中心部のシュテファン広場からカールス広場まで続く有名なショッピング街。
第二次世界大戦後に大部分が再建された近代的なショッピング街ですが、今も昔の面影が残っています。HUGOBOSSやPRADAなどの高級ブランドの直営店やオーストリアが誇るスワロフスキーの旗艦店が並んでいます。
シュテファン大聖堂の近くにあるホテル ブリストル(5つ星☆ホテル)。1階は「STARBUCKS」やスイスのチョコレート会社「LINDT」があります。
チェロを弾いています♬
Appleストア🍎
ドイツを代表する老舗時計宝飾店「WEMPE」。130年以上の歴史があります。その隣は、ウィーンのカジノ。まさかカジノがあるなんて思いませんね!
スワロフスキーの本店です。店内には女性のお客さんがずらり!女性に大人気のお店です✨
創業は1895年、元々はチロル州で創業したクリスタル・ガラス製造会社で、現在も本社はチロル州にあります。
こちらもスワロスキー。ケルントナー・ストラッセには2店舗あるんです。
クリスタルが有名ですが、アクセサリーなど幅広く商品展開されています。
店内にはトムとジェリーのガラス細工
トムは¥51,000、ジェリーは¥30,500🪙
ディズニーのガラス細工!ファンにはたまらない商品です!
ついに!オペラ座に到着✨️
ウィーン国立歌劇場(オペラ座)
ウィーン国立歌劇場はウィー ンのオペラハウスの最高峰であり、世界屈指のオペラ歌劇場のひとつです
1869年、モーツァルトの「ドン・ジョヴァンニ」でこけら落としが行なわれました。 ウィーン国立歌劇場管弦楽団やウィーン・フィル管弦楽団、ウィーン・モーツァルト・オーケストラも定期的にオペラ座で公演しています。
オペラ座の前で楽団の方がチケットを売っていました。夜の公演を買ってみるのも良いですね!
ここからは自由行動。各々でウィーン街歩きを楽しみます!
まず見えてきたのはオシャレカフェ。1904年創業プリュッケル。
オーストリア応用美術博物館
2015年に、ビットコインによって芸術作品を購入した世界で最初の美術館。家具や陶磁器などの工芸コレクションやヨーロッパ各国の工芸品が展示されています。
陸軍省
旧帝国および王立陸軍省、現在はいくつかの連邦省庁の本部となっています。君主制の理想化された兵士の頭、ローマの戦士の像、ラデツキー元帥の記念碑があります。
ウィーン郵便貯金局
オットー・ワグナーの名作であり、当時として斬新な機能主義的建築。世界遺産の一部です。
建築者オットー・ワーグナーを記念した博物館が併設されています。
二重になった天井のガラス屋根など内部空間に特徴があります。この日は、若者が勉強や会話をしていたり、地域の方の憩いの場となっていました。
ウィーン商工会議所
そして、ウィーン商工会議所。芝生で寛いでいる人もいます。
ドナウ運河
ドナウ運河は欧州でヴォルガ川に次いで長い大河。ドイツの黒い森を源泉とし、ハンガリー、クロアチア、ウクライナ…など10カ国を通ります。
ウィーンにとって重要な貿易路として機能していて、「母なるドナウ」とも呼ばれています。
ドナウ川クルーズもできますよ!船の向こうの堤防には落書きが…✎
グーテンベルク像
活版印刷を発明し書物の拡大に貢献した「グーテンベルク像」。ルーゲック広場にあります。後ろの建物はレストラン、もはや教会にしか見えません!
モーツァルトハウス
モーツァルトが暮らし、作曲を行った 1700 年代のアパートを博物館として改装。オーディオ ツアーに参加でき、土産物店もありますよ!
ターフェルシュピッツの名店「プラフッタ」
ターフェルシュピッツ(牛肉の煮込み料理)の最高峰と言われるレストラン「プラフッタ」です。世界各国の著名人、サッカー選手も訪れる有名なお店。オーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフの大好物でした✨️
三位一体教会
1787年に建設された三位一体教会。有名なレストランGriechenbeislに隣接しています。
宮廷教会
1386 年から 1403 年にかけて建てられたウィーンの教会。現在はウィーンのクロアチア人コミュニティの礼拝の場として機能しています。
オーストリアの噴水
ウィーンのダウンタウンにある噴水。ミュンヘンの彫刻家ルートヴィヒ・シュヴァンターラーによって1844年に設計されました。ただいま工事中!
ショッテン教会
宮殿のような外観が印象的な「ショッテン教会」。1177年に亡くなったハインリッヒ二世と夫人のテオドラ、娘のアグネスが地下聖堂に埋葬されています。19世紀にロマネスク様式からバロック様式に再建されました。
ショッテン教会の前にあるのはキンスキー宮殿です。
キンスキー宮殿
バロック様式の宮殿。オークションイベントやレセプションに使用され、ショップやFreyung 4というレストランが入っています。また、 EU主催の交渉でセルビア人とコソボのアルバニア人の間で最終地位交渉が行われた場所でもあります。
宮殿?教会?レストラン?建物がどれも美しくて、ウィーン歴史地区と言われる所以に納得です!
ヴォティーフ教会
1853年に皇帝フランツ・ヨーゼフ1世がテロによる暗殺から無傷で逃れられたことを神に感謝し、弟で後のメキシコ皇帝マクシミリアンによって1856年から1879年にかけてウィーン大学近くのリングシュトラーセ沿いに建てられました。
高さ99mのツインタワーが壮観です。
聖シュテファン大聖堂は136.7m。ヴォティーフ教会は99m。ウィーン市庁舎は98m。高い建物が沢山ありますね!
ウィーン大学
1365年創立の、ドイツ語圏最古・最大の中世大学。ルドルフ4世がプラハ・カレル大学に対抗して創立。神聖ローマ帝国が創立した最古の三大大学(カレル大学、ウィーン大学、ハイデルベルク大学)の一角です。
ウィーン市庁舎
設計者のフリードリヒ・フォン・シュミットにより1872年から1883年に建てられた市庁舎。市長の執務室があり、議会が開かれる市庁舎は最上級の建築です。中央尖塔の高さはなんと約98m。
約3000万個のレンガが建設に用いられています。2804㎡の中央中庭は、ヨーロッパ最大規模のひとつに数えられます。
市庁舎内外は、舞踏会や音楽映画フェスティバル、スポーツ競技会など多種多様なイベントの会場となります。
ここからは【オプショナルツアー】です♬クラシックコンサート&夕食プラン1人¥24,650に参加しました!
Wiener Rathauskeller(ウィンナー・ラートハウスケラー)でディナー
Wiener Rathauskeller(ウィンナー・ラートハウスケラー)でディナーを満喫します!ウィーン市庁舎の正面右側に入口があります
ディナー会場へ向かう廊下。わくわく^^
ディナー会場はこちら✨️上品で洗練された店内。100人以上で食事を楽しめる開放感のある雰囲気です。
ディナーが始まります✨️わくわく!
Ottakringer(オッタクリングア)は、ウィーンで人気のクラフトビールで、スッキリとした飲み口が特徴です。ビールの本場に近いウィーンではビールの種類が豊富ですが、中でもオッタクリングアは沢山の人に愛されています🍻
揚げ出し豆腐ような食べ物。コンソメスープに近い味でした。
ヨーロッパと言えばパン!
魚料理🐟️
美味しい~!
ヨーグルトとフルーツのデザート🍍🥭
旧ウィーン証券取引所でウィーン・レジデンツ・オーケストラによるクラシックコンサートを鑑賞
長い伝統を誇る「ウィーン・レジデンツ・オーケストラ」が、誰もが耳にしたことのある名曲の数々を奏でます!
ネオ・ルネッサンス様式が美しい旧ウィーン証券取引所が会場です
会場内の雰囲気です。演奏者との距離が近く、オペラやバレエを楽しめます✨️
少しずつお客さんも到着です。
※演奏中は写真や動画の撮影NG✘
オーストリアを代表する作曲家・モーツァルトやシュトラウスの曲を楽しめる優雅な時間を過ごせました。これぞ音楽の都♬
分離派会館(セセッション館)
ホテルへ帰るバスから分離派会館をパシャリ📸
上部には月桂樹のドームが輝き「金のキャベツ」とも呼ばれています。
現在は展示会場として用いられ、グスタフ・クリムトの大作「ベートーヴェン・フリーズ」などが常設展示されている。
また、オーストリアの50セント硬貨には、セセッション館が描かれています
余談ですが、ウィーン歴史地区を観光している時スーパーに立ち寄りました!なんと👀コアラのマーチが2.45€(¥420)。円安の影響を受け、日本のものより4倍近く高い!帰国したら食べるのが吉ですね!
明日はベルヴェデーレ宮殿で絵画鑑賞ですっ!最後にオーストリアの名物料理を食べて岐路に着きます!
ヨーロッパ旅行も終わりに近づいてきました!悲しい!