ロマンティック中欧・ドイツ3ヶ国周遊8日間【ザルツブルク】5日目
ヴィース教会を出発してから、約190kmの道のりを走ること3時間。ついに、ザルツブルクに到着です。時刻は17時。
ザルツブルクとは
ザルツブルクは、モーツァルトが1756年に誕生してから25歳まで住んでいた事で有名な地。彼の音楽を愛する、世界中の人々にとっていわば巡礼地になっています。とりわけザルツブルク音楽祭の開催される夏のシーズンはホテルは満員、モーツァルトの生家のあるゲトライデ通りは多くの人で賑わいます。 当地の空港も、「ザルツブルク・ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト空港」と名付けられています。
ウィンダム グランド ザルツブルクに宿泊
4つ星☆ホテル。
外観はガラス張りでビルのよう。
ザルツブルク中央駅やミラベル宮殿、庭園などが近く、ザルツブルク観光の拠点にばっちりです〇
玄関。良いホテルな予感✨️
ロビーの様子。では、早速お部屋に行ってみましょう!
こちらが、お部屋です!
ミュンヘンに引き続き、ツインベッドです^^
窓からの景色は…重機が元気に起動し、工事中👷♂️ホテルができるのかな?
17時30分〜ディナーなので、荷物を置いてすぐに、夕食会場へ向かいます💨
ツアーの方みんなで、ごはんを食べます!
みんなとごはんを食べられるのがツアーの醍醐味〜。いろんな話を聞けるので楽しいです✨
ウィンダム グランド ザルツブルク 夕食
これから提供される夕食のメニュー🍽️
まずは!じゃがいものクリームスープ
そしてメインディッシュはビーフグーラッシュ!
オーストリアで人気のある料理で、厚みのある牛肉とシチューのような見た目が特徴です。パプリカをたっぷり使っているそう!
ハプスブルク家でも愛されたオーストリアの名物料理で、健康にも美容にもおすすめです!
デザートはエスターハージートルテ!
エスターハージートルテとは…ウィーンの伝統菓子で、表面の独特な模様はエステルハージ家の紋章を模した矢羽根模様。 ヘーゼルナッツ入りのスポンジケーキとクリームの層を重ねています。
コニャックやバターで味付けしたクリームを、4層から6層のアーモンド入りメレンゲで挟んで砂糖衣でコーティングしたケーキ。
食後はザルツブルク中央駅周辺を散策です!
流石、音楽の街♬とも言うべき街で、駅周辺は多くのグループが楽器を演奏していました。
音楽が好きなので、テンション爆上がり↗
時間は20時頃ですがまだまだ明るいです
駅構内。ヨーロッパの雰囲気漂います
駅にスーパーがあったので、少し立ち寄りました🥐日本では、このように陳列されている光景はあまり見かけないですね!
明日はザルツブルク市街の歴史地区とハルシュタットを観光です!どんな一日が待っているのかな?✨
ウィンダム グランド ザルツブルク 朝食
左からファラフェル(コロッケのようなもの)、ポテトフライ、ベーコン
バナナ、キウイフルーツ、青リンゴ、プラム、ぶどう、フルーツ盛り合わせ✨️
沢山の種類のチーズ🧀
チーズは旅行中、毎朝提供されました!
ハムやサラミ、ベーコン🥓
パプリカやきゅうり、お漬物たち🥒
これは新しい🐝
はちみつです!プーさんになった気分!
赤い鍋にホットケーキが入っているので、はちみつをかけて頂きます
日本のホテルでも、パンがこんな感じに提供されたら嬉しい✨
じゃん!こんな感じに盛り付けました!
毎朝美味しい料理に感謝です✨️
力がみなぎってきたところで、これからザルツブルクを散策です。
ホテルを出てバスで10分、まずは「ミラベル庭園」と「ミラベル宮殿」を巡ります。
「ザルツブルク市街の歴史地区」として世界遺産登録されています
ミラベル庭園とミラベル宮殿(世界遺産)
まずは新市街。バスを降りミラベル庭園まで歩いて行くと、ちらっと見えてきた教会があります。
「聖アンドレ教会」です。精緻なフレスコ画と華やかなバロック様式の装飾で飾られています。
そしてミラベル庭園へ入園🌹
庭園の美しさも格別で、天気の良い日には地元の人も散歩を楽しんでいます。
ローズガーデンやオランジェリー(温室)などもあるほか、一番人気は映画『サウンド・オブ・ミュージック』に登場するペガサスの泉。
映画の中ではマリアと子供たちがドレミの歌を歌うシーンに登場します。
実際に行く前または行った後に映画を観てみるのも、さらに観光が楽しめるのでおすすめです。
ミラベル庭園とホーエンザルツブルク城が見える撮影スポット!現地のガイドさんおすすめの場所です📸小高い丘の上に見えているのが、ホーエンザルツブルク城。
そしてこちらがミラベル宮殿。
ミラベル宮殿は1606年に、大司教のウォルフ・ディートリヒが恋人のために建設。現在の宮殿は、火災のため焼失したものを1818年に再建したものです。
こんなにも立派な宮殿をプレゼントされたら失神しちゃうわ!
ドレミの歌で出てきたペガサスの泉。超人気スポット✨️
ミラベル宮殿は「大理石の間(ミラベルホール)」と、そこに続く「天使の階段」のみが一般開放されています。(入場無料)
ペガサスの泉の向こうに見えるドアから入ると、天使の階段へ行くことができますよ!
小人像。少し可愛い
ウォルフ大司教は、ザルツブルグを美しい街にしようと尽力した人ですが…権力争いに破れ、最後は、この庭園からも見えるホーエンザルツブルグ城に幽閉される悲しい運命を辿ります。
ミラベル宮殿は世界一美しい結婚式場と言われ、世界中の花嫁が永遠の愛を誓うことを夢見る場所。
絵本の中?と思うほど美しい庭園と宮殿!
私もここで結婚式を挙げたい!!!
そして門を出て、次は「ゲトライデ通り」と「モーツァルトの生家」へ向かいます。
ザルツブルクを走るバスです。長っ!
「カラヤンの生家」。世界的に有名な指揮者ヘルベルト・フォン・カラヤン。20世紀を代表する指揮者であり、「帝王」と評されました。
目の前にはザルツァッハ川が流れ、遠くにホーエンザルツブルク城が見えます。素敵なところでお育ちのようです✨️
ザルツァッハ川とホーエンザルツブルク城が見えます。
いま渡っている橋が「マカルト橋」。旧市街と新市街をつなぐ重要なポイントとしてはもちろん、大勢のカップルが愛を誓うロマンチックなスポットとして知られています。
マカルト橋には、「永遠の愛を誓う恋人たちが、名前を書いた南京錠を欄干にかける」という習慣がありますよ!
マカルト橋を渡り旧市街へ入りました。
もうすぐゲトライデ通りです。
「NAGANO」。日本のお店かな?と思い撮影📸詳細は謎のまま!
沢山のお店が切磋琢磨しています
ゲトライデ通り
「ゲトライデ通り」
ゲトライデ通りは、約320mにわたって続く旧市街のメインストリートで、高級ブランドショップや宝石店、各国のレストランなどが立ち並んでいます。もちろんオーストリアの名物料理も食べられますよ!
700年頃に建設がはじまった歴史ある通りで、昔ながらの鉄細工でつくられた看板が見どころ。通りを歩く際にはぜひ看板にも注目してみてください!
クラシックなデザインのものや、カラフルな色遣いでモダンさを感じるものまで、多くの看板がありますね!ひとめで、「時計屋さんだ!薬屋さんだ!」と分かります。
モーツァルトの生家
ゲトライデ通りにある「モーツァルトの生家」。
黄色の目立つ外観で、建物がひしめくゲトライデ通りでも見つけやすい観光スポット。
こちらには、モーツァルトの家族が1747年から住みはじめ、1756年にモーツァルトがこの家で生まれました。現在は2階から4階が当時の暮らしぶりがわかる博物館になっています。
館内には、モーツァルトが幼少期に使用した楽器や直筆とされる楽譜、当時使用していた家具などが展示されています。金の縦笛やバイオリン、そしてモーツァルトのものとされる毛髪など珍しいものもありますよ。館内は写真撮影禁止✘です。
1階にはお土産屋さんが入っています。
バロック様式の「コレギエン教会」。ザルツブルク大学の教会です。なんと世界遺産の一部!
ここでもパンを売っています🥐ヨーロッパの方はパンが好きですね!
次に見えてきたのが「ザルツブルク祝祭大劇場」。ザルツブルク音楽祭の主会場として、オペラ、コンサートの両方に使用されます。カラヤンもここで、数々の演奏を指揮したそうですよ!
そしてザルツブルク大聖堂(世界遺産)が見えてきました。
ザルツブルク大聖堂
ザルツブルク大聖堂は、モーツァルトが洗礼を受け、オルガン奏者として活躍した場所としても有名。入り口付近にはモーツァルトも使用した洗礼盤が展示されています。
1000年以上もオーストリアの人々の信仰を支える歴史あるスポット。ドーム部分には、旧約聖書に登場する場面が描かれたフレスコ画や天井画があります。
また、ヨーロッパ最大級のパイプオルガンの演奏を楽しめるのもおすすめ🎹
ザルツブルク音楽祭は、オーストリアのザルツブルクで毎年夏に開かれる音楽祭。モーツァルトを記念した音楽祭として、世界的に知られています。ウィーン・フィルを始め、世界のトップオーケストラ、歌劇団、指揮者、ソリストが集い、世界でもっとも高級かつ注目を浴び規模でも世界最大の音楽祭の一つです。(開催日 7月中旬〜8月末)
レジデンツ広場
レジデンツ広場は、旧市街に位置し、大司教の居城であったレジデンツとザルツブルク大聖堂、そして新レジデンツ(ザルツブルク博物館)に囲まれた美しい広場。
この広場の見どころは、周りにある建物だけではなく、広場中心にある美しい噴水。とても大きく、迫力ある馬やイルカなどの装飾も施されたバロック式の噴水です。この噴水は映画『サウンド・オブ・ミュージック』の中にも登場します。
新レジデンツには、18世紀後半、ザルツブルクが生んだ神童モーツァルトが大司教の前で演奏を披露した「会議の広間」やタペストリーが印象的な「謁見の間」など、180もの部屋があり、そのどれもが豪華絢爛なものとなっています。
現在、レジデンツは、豪華な美術品が展示されているギャラリーやコンサートなども行われ、観光客にも人気のスポット。
金の球体の上に人が立っていますが…なぜそこに人がいるのか誰にも分からないそう。ふと見たら、いつの間にか立っていたそう(ホラー?)
画家から彫刻家となったアンナ・クロミーによる彫刻
こわっ!!
モーツァルト広場
そして、レジデンツ広場の横にあるのが、「モーツァルト広場」。世界遺産の一部です。
この像が建てられたのは 1842年。『フィガロの結婚』や『魔笛』など古典作品を数多く残したモーツァルトがこの世を去って550年余りが過ぎたころだったそう。
最後は、有名店「フェルスト」で、モーツァルトクーゲルを食べてザルツブルクを後にします!
フュルスト
モーツァルトさんが迎えてくれます!
モーツァルトクーゲルの名店「フュルスト」で実食!どんな味かな?
お土産用のモーツァルトクーゲル、なんと👀¥8,500。
ケーキも販売しています🍰
モーツァルトクーゲル、甘いチョコレートでした
日本にはないおしゃれな建物が沢山あります!
世界遺産「ザルツブルク市街の歴史地区」最高でした!
ザルツブルクを後にして、次は世界遺産「ハルシュタット」へ向かいます👟世界で最も美しい湖岸の街として知られています。
75km、1時間30分のバス旅スタートです🚍
ハルシュタット(世界遺産)
ハルシュタットとは
世界で最も美しい湖岸の街として知られ、オーストリアの宝石とも呼ばれるほど美しいのが特徴。アルプスの麓に佇む湖畔の町は、まるで絵葉書から飛び出してきたような景色が広がります。
映画「アナと雪の女王」に登場する「アレンデール王国」のモデルとも言われています
バス下車。ハルシュタット湖が一面に広がります✨️絵本の中~!
おっ!白鳥の親子です🦢
リアル白鳥始めてみました
かわいい❦
ハルシュタットの絶景スポットへ向かいます👣
まずは、ゼー通りをゆったりと歩きます
湖畔で食べる昼食🍽️優雅~
マルクト広場が見えてきました。町の中心部のようですが本当に小さな広場です。広場を囲むように、お土産屋さんやカフェ、レストランなどがあります。どれも可愛らしいカラフルな建物。
そして、ルーテル教会
これは、「ハルシュタット博物館」。地元の塩鉱山や、鉱山近くの鉄器時代の墓地から出土したコレクションを所蔵しているそう!
まだまだ歩きます👟
家に飾られたお花がキレイ🥀
絵本の中?と見紛うほどに絶景✨️
世界にはこんなにも美しい場所があるんだと心から感動しました
絶景~!こんなにも美しい風景を見られるなんて夢にも思いませんでした!
納骨堂バインハウス
そして納骨堂バインハウスへ到着です👣
ハルシュタット湖をいつも見守っているんですね!
ドアを開けてみると!
が、がいこつ?!
切り立った山々と湖に挟まれたハルシュタットにはほとんど平地がないため、墓地の敷地も狭く、また拡張もできません!
そのため埋葬後10年から20年で墓を開いて頭蓋骨を取出し、きれいに洗って乾燥させてからここに納められたそう。頭蓋骨には花などの絵柄が描かれているためか、芸術作品のような雰囲気です。1.5€で入場できますよ!
納骨堂の近くに鎮座するのは、「カトリック教会」。教会内を見てみましょう!
有翼祭壇、豪華
憑きものが取れたように、心が軽くなります☺️
石板かな?
カトリック教会からの景色。高台に位置していることもあり見晴らし抜群です。
一本尖った建物は、ルーテル教会。ハルシュタットのシンボル的存在です。
ハルシュタット湖クルーズ
お昼を食べる人、スカイウォーク(世界遺産展望橋)に行く人、ハルシュタット湖クルーズに乗船する人…どれに参加するかが分かれ道。
スカイウォークはケーブルカーを使って、展望台まで行き、ハルシュタット湖や街並みを高いところから見ます。
スカイウォークに行きたかったツアーの方が多くいましたが、長蛇の列で乗れなかったみたい。クルーズは空いていたので良かった✨
この船に乗ります🛥️
出発〜👋湖畔から街並みを見るのも新鮮✨️
どんどん離れて行きます。ルーテル教会はやっぱり目立ちます!
険しい崖👀
鉄道が走っています。ガタンゴトン…こちらは旅客かな?観光客が電車を使って、訪れたのですね!
鉄道が走っています🚝ガタンゴトン…こちらは貨物かな?
クルーズ船では、日本が大好きな台湾の方とお話をしました。日本が好きで、日本を沢山旅行をしたそう。わかる!わかる!
あっという間に2時間30分のハルシュタット散策が終わりました。ツアーは効率よく、観光地を巡ってくれるので嬉しいです✨
そして、5日目午後は、ウィーンへ向かいます。290km、4時間30分でウィーンに到着です!夕食はオーストリアの名物料理「ウィンナーシュニッツェル」を食べて、ホテルへ向かう予定です☺
音楽と芸術の都「ウィーン」。どんな街なのかな!