静岡・河津の名所【河津七滝】でゆったり散歩


大小さまざまな滝7か所を1時間ほどで見て回れる河津町屈指の観光スポット「河津七滝」。どんなところなのでしょうか?

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンのガイドブックで星☆2つの評価を獲得した名所でもあるのです♬
河津七滝とは
河津には数々の滝が存在します。その中でも特に有名どころになっている七つの滝を「河津七滝」(かわづななだる)と呼びます。
河津七滝は約1時間かけて巡ることができる全長850mの遊歩道があり、46mの吊り橋や伊豆の踊り子像があります。落差22mの釜滝(かまだる)には滝のしぶきが当たるほど近い展望デッキがあります。
河津七滝はどうやって作られた?
これは河津七滝が完成するまでのプロセスです♪


まずは順路通り、カニ滝へ向かいます♫
カニ滝

落差2m、幅1mのカニ滝が、最初に観光客を魅了します!
滝壺の横の水流で削られた柱状節理の膨らみがカニの甲羅のように見えるので「カニ滝」と名付けられたと言われています。

滝を「タル」と呼ぶのは、平安時代から続いている貴重な民俗語で、水が垂れるという意味の「垂水(たるみ)」がそのルーツだそう!

苔のようなものが売っています。箱にお金を入れて、気に入ったものを購入します。100円〜2,000円まで様々な苔が売っています。
余談ですが、秋には「天城路もみじまつり」が開催されますよ!

初景滝に向かう時に「大岩成就」を発見。願い石3個で100円です。願い石を投げ、大岩の上のザルに入ると……願いが叶うとか!
初景滝

落差10m、幅7mの滝です
河津七滝観光協会では、各加盟店にて無料で車椅子の貸出をしています。初景滝へ車椅子で行くことができます!

「伊豆の踊子と私」のブロンズ像が自然の中で調和し、伊豆の踊子の叙情を醸し出します。素敵な写真映えスポットです📸

ブロンズ像の近くには河津の名水。透きとおった美味しい水で、ミネラル豊富です✨️
お腹をこわさずに、美味しく頂きました!
初景滝より先の滝は、大きな階段があるので、足腰が不安な人は厳しいかもしれません!
蛇滝

落差3m、幅2m。比較的小さな滝です。

辺りの岩の模様が蛇のうろこのように見えることからへび滝と名付けられました。これは溶岩が冷えて収縮したために柱状になった「柱状節理」と呼ばれます。

なるほど!確かに蛇のうろこのように見えますね!カニ滝もこれから見るエビ滝もですが、命名にセンスを感じます♪
エビ滝

落差5m、幅3m。滝の流れの形がエビの尾びれに似ていることから名付けられています。
こちらも小さめの滝ですが、ここを過ぎると…大きな滝に出会えます👀

46mの河津踊子滝見橋。そして…ついに…!
釜滝

じゃーん!落差22m、幅2mの釜滝です
動画は一層迫力があります!
そして、次の猿田淵がゴールです👑
猿田淵

猿田淵は、河津七滝の最も上流にあり、釜滝よりもさらに上流にあります。
川底に尾南火山の溶岩が現れ、磨き上げられた溶岩の上を滑るように川が流れていきます。

ここは河津七滝には含まれません!
そして、歩いてきた遊歩道を戻ります🚶
出合滝

落差2m、幅2m。2つの流れがここで出合ってひとすじの流れになる合流点です
そして、最後7番目の滝は……野天風呂の近くにある大滝です♪
大滝

落差30m、幅7m。七滝の中で最下流部にある最大の落差をもつ滝です。
柱状節理が美しく、滝の脇には温泉が湧き出しています。入浴料金は大人1,000円、水着着用で入ります。

ナチシダの北限地として天然記念物にも指定されています
基本情報
【住所】静岡県賀茂郡河津町梨本
【料金】無料
【駐車場】60台
旧七滝観光センター無料駐車場
水垂バス停下無料駐車場

滝を見ると心が洗われます!滝巡りにドハマりしちゃうかも♡