青春18切符で高崎駅➡熱海駅➡静岡駅➡浜松駅を散策🚃大河ドラマ館を巡る旅【後編】
浜松駅~高崎駅へ!2日目の旅が始まるよ!
浜松城➡浜松大河ドラマ館➡元城町東照宮って流れだよ。
朝方のホテルからの風景
シャンゼリゼ朝食 ~浜松のパワーフード~
浜松パワーフードとは…家康公をお支えした浜松・浜名湖の旬の食材やその食材を使った料理のこと
全国有数の漁獲量と操業規模を誇る舞阪港から仕入れた味と質が自慢のしらすです。朝からしらすを食べられるなんて贅沢です!遠州灘産しらす冷奴もありました。
三ヶ日(静岡県浜松市三ヶ日町)みかんが濃厚で少し酸味のあるスムージー。シャキッとしたい朝にぴったり☀1日を爽やかな気分でスタートする事ができました✨
いなさ牛乳とは…地元浜松で生産された新鮮でコクがあり甘みさえ感じるこだわりの牛乳です。ちなみに、いなさとは「引佐」と書きます。
目の前でシェフが丹精込めて作ってくれます。スタッフのオススメは「浜名湖青のり」。他には「プレーン」、「チーズ」もあります。手作り出汁醤油で味付けする事もできました。手早く作っている光景はまさに神業です✨動画もあるのでぜひ見て下さい!!
浜松餃子と言えば、円形に焼かれた餃子の真ん中に、茹でたもやしを添えたものをイメージしますが、正確には「3年以上浜松市に在住して、市内で製造されていること」だそう。野菜たっぷり!
鰻まぶし御飯…浜松といったらうなぎ!まさか朝も食べられるとは。うなぎがまぶしてあって、味付けごはんも美味しいです。浜名湖産うなぎ格別です。
静岡県産抹茶を練り込んだそば。温つゆ・冷つゆあります。トッピングは「駿河湾産桜海老の浜名湖海苔風味バラ揚げ」。とろろをかけるのもオススメ。
いなさ牛乳deパンナコッタと!とろ〜りなめらか天竜抹茶ぷりんです。薗田製茶「和紅茶」スコーンもあります。薗田製茶とは浜松の人気のお茶屋さんです。どれもほんっとに甘くて美味しいです!
どのメニューを見ても静岡産…こんなにも静岡を満喫できるとは夢にも思いませんでした。浜名湖産鰻に、浜松餃子、静岡産お茶に牛乳まで!大人1人1,650円で食べられます。宿泊者ではなくても利用できますよ!
チェックアウト後は…徳川300年の歴史を刻む出世城🏯浜松城散策
浜松城の石垣…自然石を上下に組み合わせて積む堅固な野面積みは、400年の風雪に耐え、今なお当時の面影を残しています。芸術的な石垣です。
【住所】静岡県浜松市中央区元城町100‐2
なぜ出世城と呼ばれるのか
浜松城には、藩政260年の間に25代の城主が誕生しました。徳川家康が29歳から17年間在城しており、家康が去ったのち浜松城主となる事が、幕閣への登竜門とさえ言われていました。実際に在城中に幕府の要職に就いた者も多く浜松城は「出世城」と呼ばれるようになりました。なかでも有名なのが天保の改革を行った水野越前守忠邦。天下統一を果たした家康にあやかって、自ら進んで浜松城主になったそうです!
鎧掛松とは…三方ヶ原の戦いで敗れ、浜松城に逃げ帰った家康公が、鎧を脱いでこの松に掛けたという伝説から、この名が付けられました。現在の松は3代目で、初代の松は浜松城内の堀の近くにあったといわれています。
浜松城公園内にある家康公の像は、兜印の歯朶(しだ)を手に現在も浜松を見守っているかのような雰囲気です。
浜松城天守閣
右側の甲冑は家康所用の歯朶具足です。現品は重要文化財に指定され、久能山東照宮博物館が所蔵しています。※歯朶具足とは家康公が関ヶ原の戦いなどで着用した具足。植物のシダの葉の形であることから名付けられました。
右側は「どうする家康」でお馴染み(松山ケンイチさん演じる)本多家に伝わった甲冑です。室町時代から安土桃山時代にかけて作られた甲冑。具足箱には本田家の家紋「立葵紋」が見られます。
若き家康公が、わずかな兵で日本最強の軍団「甲斐の虎」武田信玄公と戦った三方ヶ原の合戦を映像で再現。浜松城から戦場へと出陣していく家康公の姿を映像で見る事ができます。
地下の井戸は復興天守閣建設に先立つ発掘調査で発見されました。400年前に徳川家臣団がこの井戸を使っていたと思うと感慨深い…天守台地下に井戸が残っているのは伊賀上野城、名古屋城、松江城、熊本城と全国に5つのみだそうです。
切り絵の御朱印見たことなかっから、芸術を感じたよ!「どうする家康」記念で限定販売、しかも出世城🏯演技が良い。
浜松 大河ドラマ館
いざ!浜松城へ
ドラマに登場する浜松城城門を再現!城門をくぐったその先はもう浜松城。江戸時代にタイムスリップしたような、お仕えの者たちが出迎えてくれるようなそんな気分になります。
体感!「どうする家康」の世界
登場人物の紹介や衣装・小道具のほか、実際の撮影で使用されたセットを展示。家康たちがいた当時の浜松城の雰囲気を再現。「どうする家康」のインカメラVFX技術を使用した「合戦」撮影風景やその舞台裏などのメイキング映像を上映。
どうして浜松だったのか?…その頃、戦国大名として快進撃を続けていた織田信長。家康と同盟を結んでいた信長にとって、浜松は海に近くアクセスも良い、支援しやすく助けやすかったから。家康にとっても、浜松は本国・三河との連携はやりやすかったのです。
スペシャル体験コンテンツ&フォトスポット
「どうする家康」の映像世界を楽しむ事ができるデジタル体験コンテンツや、キャストの等身大パネルと写真が撮れるコーナー。
4Kシアター
出演者インタビューやメイキング映像を交え、ドラマのテーマを深堀出来るゾーン。浜松でしか見られないオリジナル映像を240インチの大スクリーンで鑑賞する事ができます。浜松市の歴史についての映像は、宿泊したからこそ理解が深まり見ごたえがありました。※撮影禁止
企画コーナー&エンディング
企画展示や、出演者の俳優さんのサイン色紙が展示されています。※撮影禁止
浜松大河ドラマ館の後は元城町東照宮
元城町東照宮とは…元城町東照宮の建つこの地は、浜松城の前身・引間城の本丸跡。戦国時代のこの城には、後に天下人となる二人の武将が訪れています。その二人とは…豊臣秀吉(尾張の農村を出た少年時代、今川家臣の居城・引間城を訪れ、松下氏に仕えるきっかけを得た。当時16歳。)と徳川家康(今川家から独立し遠江平定後、引間城に居住。当時29歳。)。この城は期せずして、二人の天下人が戦国武将としての一歩を踏み出した運命の地となっています。引間城跡の東照宮と二公像は「出世の街浜松」を代表する聖地です。家康公と秀吉公を送り出した最強のパワースポットです!
「どうする家康」のプロモーションにちなんだラッピングポスト IN浜松駅
葵の家紋や金陀美具足などが描かれている特別なデザイン。期間限定なのでぜひこの機会に見てみて下さい!
浜松発14:49に乗車し~高崎着21:08
浜松駅で購入した「サンフェアリーの懐かしのチーズケーキ」。昭和生まれで浜松で美味しいチーズケーキと言えばパイナップルが特徴のサンフェアリーのチーズケーキだそう。ふわふわで甘党にはたまりません。グリーン車でコレをを食べて、お酒を飲んで帰宅。充実した鉄道旅となりました。
21:08分高崎駅に到着
2日間で15時間以上も電車に揺られ、鉄道旅を楽しみました。旅行中は浜松に住みたい!!って思うけど、高崎に帰ってくるとやっぱり高崎も良いとこ。これからも高崎を拠点に沢山のところに旅をします。みなさんもぜひ、青春18きっぷを使用して鉄道旅を楽しんでみて下さい。高崎駅~熱海駅は本当におすすめですよ!
なが~い長距離の電車の旅となりました。電車は目的地まで安全に連れていってくれて、楽ちんで良いですね!